風薫る五月。
一年の中で一番好きなとき。
新緑がキラキラとかがやき、肌をなでる風が心地よい。
若葉のエネルギーが満ち溢れていて、
こちらもその気をわけてもらえるような気分になる。
しかし、キモチイイ日はあっという間で、
そのうち夏日もちょこちょこ現れて、うっかりのんびりしてると梅雨がやってくる。
儚いねぇ。
朝、一時間の散歩をしている。
近所の公園、大きくて立派な木がたくさんあって
もちろん桜もあって、花見もする公園。
二月に始めた頃は寒くてモコモコに着込んで散歩していたけれど
薄着になったなぁ。
本当に気持ちいい。汗ばむほど。
調子よくぐんぐん歩いていると、行く手を阻む小虫の大群。
突っ込んで始めて気づく。
突っ込んでいても、どこまで続いているのかまるで見えない。
そしてもう一つ、フォバリング虫。
こちらは先に気づけるし、単体だからまぁいいけれど、不思議な動き。
ドローンみたい。
毎日歩けば発生ポイントもある程度つかめてきた。
しかし、今日は朝歩けず、夕方に歩いてみたら
結局不意に突っ込んだ、小虫の大群。
時間によってポイントは変わるのだな。