ビールへの愛を綴る その1

ビールが大好きだ。

三度の飯よりビールが好きだと言っても過言ではない。

好きだと言っても、阿保みたいに四六時中飲んでいたいわけではなく、

きちんと最高においしい一杯をのめるように日々考えているようなタイプ。

 

もちろんビールしかのまない。

発泡酒や第三ビールは一切買わず、毎日でなくてもいいからビールのみ買う。

おいしいビールを飲むため健康でいようと努力をし、

ビールに合うつまみを調理し、

体調がすぐれないときには無理して飲まないなど気を使っている。

そして飲むときには気合をいれてとことん堪能する。

 

お酒は怖いですから、きちんと対応しないといけない。

雑に扱うとすぐやられますからね。

そうゆうことも理解して、お酒が毒にならぬよう配慮してやってきたつもりだが、

今は禁酒中。

妊娠したからだ。

 

妊娠中はお酒が飲めないのは当たり前のことだ。

妊娠する前はお酒を飲まなくても私は人生楽しくやっていけるかどうか

まじめに悩んだ。自身がなかった。

お酒のない人生など、成人して十年、過ごしたことなかったものだから。

馬鹿らしいかもしれないけど、お酒を飲まずとも毎日を楽しく過ごす

ことに自信が持てなければ妊娠、そして出産から子育てなど耐えられないぞ。

と、本気で考えていた。

人は妊娠すればのみたくなくなると言う。

もしならなかったらどうするんだ、と、というかならない気がすると。

根本を解決せねば!と悩んでおりました。

悩みつつも、普通にのんでうまいなぁと思う日々。

桜が咲いたり、半袖の季節になったり、気持ちのいい夕暮れがきたり、夕立があったり

季節のビールが発売されたり、ホップがとれたてだったりして、

日々、季節のうつろいとともに、ビールのおいしい日々は過ぎる。

 

解決などできぬまま、時ばかり過ぎ、歳ばかりとる。

このままではダメだ!と決意、今に至る。