またもまたにてぃぶるぅす

数日前から憂鬱が続いている。

原因はどうせまたホルモンってことにして

深く考えたらダメだってわかってるけど。

なかなかどうして、

うまくいかない。

 

周囲の人の何気ない言動にいちいち敏感に

反応してしまう。

 

大切な時だから、頭をからっぽにして

リラックスしていたい。

ご飯がおいしいなぁとか、

風が気持ちいいなぁとか。

昼寝してのんびり過ごしたい。

 

なのに、なんだかうまくいかない。

 

母親や夫や友人まで。

励ましてくれてるはずなのに私はそれを素直に受け止められなくなっている。

 

陣痛が痛くて、長時間かかるかもしれない。

命の保証も100%じゃないってハードルを

これから乗り越えていこうとしてるのに。

それを不安に思わずむしろ楽しもうって

気でいようと心に決めてかかっているのに。

母親はなぜかじゃまをする。

もちろん悪気なんてないのはわかっている。

冗談を言ってリラックスさせようとしてくれてるのだろうとも考える。

でもね、やっぱりそんなものは必要ない。

と、思ってしまうのだ。

冗談通じないくらいこっちは真剣だ。

 

夫や友人たちにとってはいつもと変わらない休日の午後だとしても、私にとっては残り少ない一人の自由な午後なのに!だなんて思ってしまうの。

この午後が最後の午後だったらイヤだなと

思う午後を過ごしてしまって、また憂鬱。

もちろん、みんなにとっては楽しい午後だったけど、

妊婦にとっては…ね。

 

そして夫は夫で名を呼ぶのも身の毛がよだつ夏の害虫が家に出たと。

ホイホイやダンゴとかおくべきなんじゃないのか、と私にせまる。

お任せすると答えたら、当事者じゃないからって随分と冷たいな、もっと真剣に考えてくれと。

 

うるさい。

 

この十カ月間、安産であるよう目標に過ごしてきた。

仕事も辞めることになって、落ち込んだりもしたけれど、クヨクヨしても仕方ないから

その分安産で元気な子が出てくるように

過ごしていこうと小さなことをいろいろ努力

してきたつもりだ。

ここまできたらもう何も不安になったり

がんばろうとか思わず、

のんびり過ごさせてくれと願ってしまう。

 

はぁーん。

んま、こんな悩みも幸せなことですがね。

みんなが楽しみに思ってくれてるのはすごくよくわかるけれども。

結局ふんばるのは私と胎児。

そこにはやはり温度差が出てしまう。

 

 

妊婦って、やっぱり孤独な戦いだなぁと思うのだ。