ぽちとぼうや

 

こどもが産まれてきても愛せなかったらどうしようとか

不安に思わなかったの?

夫はよく聞いてくる

 

私はこどもは嫌いではないけど

特別好きでもなかった

こどもがどうしても欲しいというわけでもなかった

 

できたらラッキー

できなかったらこればっかりは仕方ない

仕方ないとは、、、

欲しいとは言えないなと思っていた

 

夫は私のことを愛情がないヤツだと思っている

夫は私がこの世で一番好きなのはこどもの頃飼っていた

愛犬ぽちだと思っている

 

私自身も愛情には淡泊というか

愛が伝わりにくい人間だと認識している

 

そして生まれてきたぼうや

 

まぁかわいいんだろうなとは思っていたけど

ぽちくらいかなと思っていたけど

まさかこんなにかわいいと思うのか!

とぽちをはるかに上回ってかわいい

今まで感じたことのないかわいいだ

ぽちも好きだったけど

違いますね

 

そして最初の質問

 

不安はなかった

しかし愛情が淡泊だっていうのは十分理解してたから

それじゃさすがにかわいそうだから

できる限りの愛をそそぐしかないぞと

やるしかない!

ただそれだけだった

そしてその覚悟は妊娠を目指そうと決めた時と同時に決めた

 

深く考えずやっている

毎日、日に日にかわいいなぁが増していく

 

夫は定期的にこの子のことどう思っているの?

と聞いてくる

かわいいと思っているよ

と私は毎回答えている

それを聞いて

よかったと笑う

 

いつまで聞いてくるのかしら