時のながれ

今までの私であったら

11月、あたふたあたふたしていた

あわわ

今年がもう終わってしまう

どうしよう


理由もなくあせる


なんだか何も結果も出せぬまま

また年をとっちまう

どうしましょ

どうしましょ


なんの結果を出したいのか知らないけれど

なにか欲しいの

今年はこれをやったぜと

胸を張って言えるなにかを…


でもね

今年はちがう


11月だけど落ち着いている 

なんの焦りもない

よゆうのよっちゃんである


それは胸を張って言えることがあるからだ


今まで月日が流れることに

ただ、ただびびって

訳もなく泣きたくなっていたけれど

ぼうやがやってきた日からそんな気持ちはまるでなくなった

月日の流れはぼうやの成長の証


変わらず月日は流れ

ぼうやが成長する分私は年をとっている

鏡に映る姿は出産前より幾分やつれても見える

ぼうやのつるつるぷるんの肌を触った後

自分や夫の頬を触ると

うわぁ大人ってカサカサしてんなとも思う


でもいいの

仕方ないでしょうと思える



去年はまるで思わなかったけど

今年は年賀状をちゃんと出そうかな

ぼうやの写真でも使って

幸せ自慢でもしてみようかな


と色づく木々をみながらのんびり散歩


空が高いねぇ