じろうとけんじ

現在、わたしは毎日誰と一番顔を合わせているのかといえば、それはぼうやです。

ぼうやはもうすぐ11カ月になる赤ちゃんだ。

 

ねんねんねんねん

なんなんなんなん

はいでぃー

はいぎゃ!

 

言葉にならない叫び。

そんなものばかり聞いて、一緒になって叫んでいるからでしょう。

本が読めない。

読むと寝てしまう。

脳みそが赤ちゃんがえりでもしたのでしょうか。

 

ならば!

大人の本をやめて、児童向けの本でも読んでみようかと思ったのです。

 

今まで足を踏み入れることのなかった児童書コーナー。

ほほう、魅力的な本が並んでいる。

昔読んだ懐かしい本から、経済や政治のことから乾物や保存食のことまで優しく解説してくれている本、児童向けに文学を読みやすく編集した本などいろいろあるのねぇ。

 

赤川次郎の短編集と宮沢賢治を借りた。

 

世界の文学コーナー、次回借りようかと見物だけ。

あ!エルマーだ。

懐かしい。小さい頃読んだ。そうか、大人になった今もう一度読み直しても面白いのかも。エルマーとりゅうが2冊。あれ?エルマーって3部作じゃなかった?手にとって、後ろの解説あたりを見てみるとやはり3部作で、最初はエルマーのぼうけんだ。ないね?りゅうは2冊あるのに。

 貸出中かな?ぼうけんも、16匹のりゅうもないね。

 

あれれ?と思っていると、背中のぼうやがにゃあにゃあ言い出したので気になるけれど今日はここらで帰りましょ。

 

 

 

次郎と賢治の、この2冊は最後まで寝ずに読めるかなぁ。