乳がんのこと-告知から5ヶ月間のこと 後編

母にセカンドオピニオンのイエスをもらえないならせめて主治医ともう一度話をさせてとお願いして、先日ようやくそれが叶い話をしてきた

 

たぶん私と同世代の若い先生だ

私が思う不安を聞いてもらった

手術の内容を詳しく説明してくれた

 

説明を聞いて、不安を話して、

はい、そうですかと終われるほど単純なものじゃない

病院、先生、治療に不満があるわけではないし、本人が望んでないことをこれ以上勧めても仕方ない

ただ他者の意見を聞くことによってその治療が王道です!と言われるだけで、今より安心できるような気が、私はするのよ

ただそれだけのためなのよ

 

それだけのために時間とお金をかけて新しい病院に行って待って疲れて帰ってくる

母は嫌だと、言うことだ

 

たしかにね

 

でもずっと諦めがつかなかった

どうしたものかと悩み続けて

 

電話相談とかあるのかな?

 

あった

電話はしたけど繋がらなかった

メールは?

あった

メールしたらすぐ返ってきた

その治療でいいでしょうと

 

その一文みただけで、ホッとして

もうこれでいいかなぁって、やめようかなぁと思った

もちろん不安は消えたわけではない

でも何をしたって不安は消すことはできないんだ

 

どんな結果になろうともそれが人生

そこへ向かう行動が大切なわけで

かなりしつこくセカンドオピニオンを勧めてきて、断られて何度か一人枕を濡らしてきた

やめたかったけど、後悔もしたくなかった

私が諦めることで、取り返しのつかない結果になってあの時もっとやっておけば!と思う時がきたら…と

でもそれも人生

 

いやいや

信じることも大事だ

この治療で2人の医者がいいと言うならその言葉を信じようじゃないか

 

また不安が出たらまた主治医に話してみればいいじゃないか

 

今はそう思って、

これからは抜けてしまった眉毛の上手な描き方や、指先が不自由になって小銭が使えないという問題解決、今後入院した時に父が一人でも家事しやすい家づくりに向けて、

私は調べていこうと思いますよ

 

前向きになろうと思ったよ