あんにゅいじゃなきゃ、、、いや

ほそぼそとまる3年、これからもぼちぼちと

手術を前に母爆発

来週、いよいよ母の乳がんの手術があるってことで実家へ来ている

手術の前に、内容や入院やその後の治療などについての説明があるってんで参加するため

 

母にとっては手術前最後の週末に私と夫とぼうやと三人で実家へやってきて食事をした

手術成功祈願にお守りでも渡そうかと夫が言ってたが、買うのを逃し

お土産もなにも持たず手ぶらでやってきてただ夕食をご馳走になるだけ

いつもと変わらないことをした

 

それがいけなかったのか

昨夜、母が爆発した

きっかけは父親の毎度お馴染みのクレーム

味が薄い

これを合図に夫婦の口げんかがスタート

またかい…という気持ちで見ていた

 

はっきり言えば、母の味付けはたしかに薄い

私も夫から味が薄いとよく言われた

薄いのなら濃くすればいいのだが実際そううまくはいかない

 

たかが味

されど味

味付けの話から

抗がん剤の治療以来味がわからなくなってるからもう薄いかどうかもわからない

手術を控えて精神的に参っているからあんまり言わないでほしい

ときた

 

これに対し親父は

そんなに一人でたくさんやろうとするな

夕食だってこんなに作らなくていいし、味がわからないなら言ってくれりゃ味みする

もっともだと思った

でも、父さん、それじゃ母さんはそうですねとはなりませんよ、言い方よ

強いよ、言葉も

 

母は昔から全てを一人で抱え込もうとする

(でも実際抱えこめてない)

きっとそういう時代だったのだと思う

でももう平成も終わるし、娘は母親になったし

母はばあちゃんになった

乳がんにもなった

もう抱え込まないでほしい

 

そしてもう味付けのことでケンカされるのはうんざりなのだ(毎回なんだもん)

 

乳がんになってからもずっと一人で抱え込もうとがんばってる

 

がんばって治療に耐えて

がんばって父にご飯作って、家事やって

迷惑かけたくない

心配かけたくない

がんばって手術に耐えて

さっさと終わりにしたい

がんばって早く治したい

 

昨夜爆発した母はまるで呪文を唱えるかのようにがんばってという言葉を連呼していた

 

がんばるってなんだ

がんばるな

心配しないなんて無理だ

吐き出したらいい

 

つらい、味わからん、このくそおやじてめぇが作れ!だったら食うな!

こっちは病人だ!バカにするな!

もっと心配しろ!

バカヤロー

 

くらい言ってちゃぶ台をひっくり返してもいい

 

でも結局、母はもうほっといてほしいと

自分の殻にこもり始め

ぼうやがかわいいからそれでいいとかなんとか言って現実逃避してしまった

 

 

最近思う

言葉で解決しようとするとうまくいかない

嬉しいこと、楽しいきもちとかプラスの言葉は発信するべきだけど

文句とか、もっとこうしてほしいという欲求とかマイナスなきもちの言葉は発信してもうまくいかない

 

実家へ帰るたびに一度は起こる味付けバトルのことも私がどんな言葉を使ってもうまくいかないだろうとあきらめた

 

で、今しかできないこと

 

もし医者が手術を失敗して母が帰らぬ人になることもゼロじゃない

今回の帰省が今生の別れになってしまう可能性もあるってことだ

だから明後日自分の家に帰る前には久々に母とハグしておこうと思ってる

あとプラスの言葉もたくさんかけてあげよう

 

 

でもね、やっぱり味付けのケンカは二度と見たくないからやめてくれ!と伝えたいよね

ご飯がまずくなるもん