発達障害の診断、やっぱりやめることにした①

かれこれ10年以上しこりのようにあった「わたし、発達障害なんじゃないか」という問題

から卒業したいと思って、精神科を受診しようと決死の電話をかけたのですが

 

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予約は5月末だった。2ヶ月も先。そんな先なのかと途方に暮れた。

正直なところ、今、現在がものすごくつらくてこの脳みそとどう生きていったらいいのか

ききたい、なにか答えはもらえるのかと期待していたのだけど、2ヶ月も先だった。

 

それから新学期が始まって、一体どんな顔して生きていたらいいのかもうわからないわぁ

と嘆きながら部屋の中を一人徘徊して合間に家事をする。

精神科ってどんなかんじだろ?

先生は男かな?女かな?やたら鼻すする人だったらやだな。

あぁ母子手帳持ってこいって言ってたなぁ、こどもの頃の作文とか通知表とか用意しろって言ってたなぁ。全部あるだろうけど実家の母に言うのやだなぁ、受診するからなんて言えないし、ただ見たいからってだけで送ってくれるかな?なくてもいいかなぁ、でもがんばって言った方がいいかなぁ、あぁやばい。そういや最近ぜんぜん電話してないな。話すのやだなぁ。聞かれたくないことだらけで面倒なんだよなぁ。気にしてるだろうけどなぁ。孫、見たいだろうなぁ。電話するとすぐ喧嘩するから面倒だし、電波が疲れるんだよなぁ。

でも電話しないとなぁ、

死にそう、あぁやばい!晩御飯なにしよう、あぁもうこんな時間あぁぁぁぁぁぁぁl

 

てなことを毎日脳内で繰り返して死にそうだったからもう我慢ならんと思って、また電話した。「母にこわくて電話できないから母子手帳が用意できないけど大丈夫か?」と素直に言ってみた。「できたらも少し早く受診できないか?」

いつも相談員に伝えて、「先生に確認するからお待ちを」と切られて、翌日かかってきて

母子手帳は大丈夫だった。空きが出て5月下旬だったのが、中旬どうかと。それでお願いしますと言ってはみたものの、それでもまだ2週間先だった。

 

このときはたと、思ったのだ。

もしかして、私が発達障害だとお墨付きをいただいても日々のつらさは変わらないのではないか?現に今このつらい状況はどうにもできていない。ではわたしは一体何が辛くてどうしたいと思っているのか。

受診してもわたしは薬は飲まないと決めている。飲まないのなら病院へ行かなくてもいいのではないか?さらに不安は続く、よくわかってなかった病院の場所と診察時間と、どうやっても一人では無理なのだ。

病院は山の上にあって都合よくバスがなく、予約がとれた時間は午後でこどもが学校からかえってきてしまう。これらを解決するには夫に休んでもらうか、タクシーや祖父母に協力してもらうかしないといけないけど、、、、うわぁややこしくなってきた。

一応夫に伝えるも、やはりいい返事はもらえなかった。

夫は私に受診して欲しくない、というのが本音。受診すると楽になったという街の声は聞くし、私が子供の頃からポンコツで苦労してきたこともわかってくれてるし、だから受診した方がいいのかなとも思うけど、踏ん切りがつかない、と。

もう病院行くのやめちゃえば病院へ行く不安がひとつ減るぞ。なるほど、、、

 

とはいえ、やっと行くと決めて電話したのだから行くべきでは?という声もある。

だけど、やはり残る不安。おうちに帰してもらえなかったらどうしよう〜という恐怖。

昔見た映画の中の精神病院の怖いイメージ、そして今もあるでしょ?そういう話。

行っていいものか、、、「君、相当イカれてるから入院!」とか言われたらどうしよー

 

 

 

いよいよ受診日が迫る中ずっと考え込んでまた眠りの浅い夜。

長くなってしまったから②へ続く