ずっと月を見ていた

数日前から毎日月をみている。

すごくきれいで。

9月に入って、日暮れが早くなった。

といっても、ここ西の果ては住み慣れた関東よりもずっとずっと遅い。

今日でようやく19時前に、家の窓から見える遠くの山に太陽が沈んだ。

 

太陽が沈めば月があがる。

不思議なもので月は神出鬼没に位置を変え突然現れる。

 

実は3年ほど前にはその月を、楽しめない時期があった。

 

わたしは都市伝説が昔から大好きなんだけど、

実はこの世に宇宙はなくて、月も太陽も実在しなくて、人工的な光の玉を見せられてるだけっていう話がね、どうもそのころには本当にその通りにしか思えなくなって、太陽や月や星空がものすごく胡散臭く見えてしまっていた。

そのころは、風も感じなくって、空気の匂いもわからなくなって、なんだかとってもつらかった。どうしてそうなったのかはわからないけど、とにかく自然を感じられないでいた。

 

それから、いつのまにかそう思うのやめよって思って。

今は月や星空を愛でている。

風の匂いも感じているし、自然を感じている。

 

その感覚を取り戻してからは星空はキラキラしていて、月も光も美しい。

 

夕暮れも早くなって、月が輝く時間もはやくなったから今日はそこからでるのかい、と月を愛でる機会が増えました。

 

月曜日は満月で、一人会議をした。

その前の深夜には皆既月食があってふと夜中に目覚めたから見てみたらオレンジ色で一部欠けていた。ラッキーと思ってまた寝た。

 

そんな毎日です。

 

満月の日は不要なものに気づいて手放すのがいいようで、自分の中の不要な感情を見つめ直して書き出してみたら、それ以来毎日快便です!

ためたらダメよね。

 

 

今夜は雨が降り出して、お月様は見えない。

雨、強いぞ。