メリークリスマス
らしいものはうちにはひとつもないけれど
クリスマスというのはウキウキする
それは一緒に過ごす家族がいるからだ
一人で過ごすクリスマスをくりぼっちというとニュースでやっていた
かわいいね
夫が小さかったころとっても大切にしていたという
くりぼーが頭に浮かんだ
夫はそのくりぼーをくりぼー先生と呼んで
とっても大切にしていたそうですが
今はどこを探しても見つけられないそうです
実家に帰るたびに思い出しては母親に文句を言っている
私もくりぼー先生にぜひ一度お会いしてみたかったもんです
どこかからひょっこり出てこないかなと少し期待しています
さっき商店街に行ったらばめりくりモードで盛り上がっていた
もう少しそんな雰囲気を楽しんでみたかったけど
だっこにするか
おんぶにするか
結局だっこにしたのだけど
迷いながら支度したら気温と服装がミスマッチ
どうもしっくりこないスタイルで家を飛び出し心が落ち着かないので
さっさと帰ってきてしまった
クリスマスに一人はやっぱりさみしい
なんでだろう
過去に何度も過ごしてきたけどクリスマスはさみしい
寒さが身に染みる
昔イギリスへ遊学していた時
家族も友達も恋人もいないこんな異国で
どうやってクリスマスを過ごしたらいいのかとドギマギした
店もすべて閉まると聞いて
わたしゃ一体何をしたらいいのかと
飢えと寒さに凍え、暗い部屋で一人ぶるぶる震える姿ばかり想像して
12月に入ったときから悩み始め
そうして出した答えは帰国を決めた
逃げる勇気
その頃に比べると今は夫がいて
今年はぼうやまでいてくれるなんて
私も成長したなぁとしみじみ思う
クリスマスまでに毎日ひとつずつ食べていくってチョコレート
とうとうなくなちゃった
なんだかさみしいな