漬けたら呑もうよ

トピック「梅仕事」につい

 

先日実家に帰ったところ

きょうは梅をとるぞということでだったので

庭にシートを敷いて両親が梅とり作業をするさまを

ぼうやとわたしは座って見学することにした

 

 

背中にじりじりと太陽の日差しが焼き付ける

風はムンとなまぬるい

 

あちいなぁわたしはすぐさま音をあげる

ぼうやはそんなことおかまいなしで芝生の

ありんこに夢中だ

 

切り落とされた枝の束がばさっと地面におかれていて

その中にまだ梅がひとつくっついていたので

もぎとってぼうやにもたせてやった

うれしそう

 

もういっこおちてたやつももたせてやったら

カチカチと両手にもった梅をぶつけて楽しそう

 

毒だから買うなよ

とじじが言う

食わんさ

と見ていたら

がーっとお口を開けてかぶりつきそうになったので慌てて止めた

 

いい匂いするもんね

でもまずいよ

 

やっぱりあちいなと立ち上がってみると

すぅーっと風が気持ちいい

座るのと立ってるのとではこんなにも体感温度

違うもんかと驚いた

 

赤子は暑いということに鈍感なのかな

ありんこばっかりみている

 

夏、気をつけなければと

かたく心に誓ったのであった

 

 

そうしてもいだ梅、1.5キロもらって帰った

 

もらった時はよし漬けようとおもっているのだけど、もって帰ってくると一気にやる気はどこかへふっとんでしまってそのまま放置してしまう

そうして去年は持って帰った梅の半分を腐らせてしまった

 

そうならないように今年はむんずと梅をつかむ

がらがらがらっと流しで洗ってザルにあげる

 

さてここまではやったものの、そのあとが進まない

 

リカーと氷砂糖を買いに行くのをすっかり忘れ続けて進まない

数日すぎて、ぷうーんと梅の香りが台所に漂う早く漬けてくれと梅に急かされているような気がして落ち着かない

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ようやくしっかり買ってきて、びんもきちんと洗って漬けました

 

ちょうど夫の実家からはびわも送られてきたので梅シロップとびわ酒を漬け込みました

びわ酒はまさかこんなに香り高いものができるのかと驚くほどのお酒ができるんですね

楽しみ

梅シロップはそのうちぼうやも飲めるかなぁなんて淡い期待をこめて

夫も梅シロップキンミヤ割りで楽しむそうだ

 

こんなふうに漬け込む時はウキウキなんですが

漬けて満足、結構のまずに忘れさられてしまっている梅酒、びわ酒が台所の端っこにあるのです

 

それでも一番二番めに大きな瓶は空いていたから新しくそのぶん漬けて、それ以外には3年もののびわ酒に去年の梅シロップがまだ残っている

 

のもう

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実家にもばあちゃんちにも呑まれずにいる

梅酒がごろごろ

いつか梅酒バーでも開きたい