2016-01-01から1年間の記事一覧

孤独とホルモンとの闘い

毎朝7:43頃、 予定日までのカウントダウンとちょっとした胎児と妊婦情報が届くアプリを使っている 通っていた病院の先生はなかなか予定日を教えてくれず、 このアプリを使用し、自分で調べたのがきっかけだ。 私は登録していないので見出ししか読めない…

やさぐれホームステイ

イギリスへ興味を持ったキッカケは、 子どものころ、ピーターラビットが好きだったこと。 絵本に出てくる世界へ行って見たかったし、 不思議の国のアリスのお茶の時間も魅力的だった。 ロックもアメリカンよりブリティッシュだった。 最初はお試しで一か月の…

ホーチミンのおんなのこ

アジアを旅する数ある魅力の一つに、やはり物価がある。 安いのはうれしい。 ベトナムも例外でなくうれしくなってしまう。 そのへんの路上で売ってるフォーやサンドイッチはもちろん、 観光客向けのちょっといいレストランも、 二十歳そこそこの小娘でも入れ…

ホーチミンの空気

初めての外国はベトナムだった。 10年以上も前になってしまった。 ホーチミンの上空をだんだんと降下して、街が見えてくる。 平坦で、オレンジで、薄汚れた街並みが見えてくる。 まるで日本とは違う景色。 飛行機が空港に着陸し、ドアが開くとそこはもう外…

脳内トリップ

昔は旅するのが好きだった。 もちろん今だって好きだ。 行ければ行きたいけど、年々減って、今は妊娠中でいけない。 妊娠中にやるべきリストみたいなのがネットによく書いてあって、 その一つに旅行がある。 せっかくなら私も行きたいなと思ってはいたけど、…

あんな人、こんな人

日々過ごしていて、残念ながらこんな人にはなってほしくないなと思うこと 多々ある。 好き!って気持ちを大切にしたいと思ってはいるが、結果いつも嫌悪感のほうが優勢。 いやだなと思うことを見つけるのが実は得意っていうイヤな性格。 どんな人がイヤかな…

人生の目標

日々過ごしていると、人間の生死については麻痺していく。 だけど、確実に人はいつか死ぬ。 10代の多感なとき、小説や映画などに影響を受けて死を考えた経験て 誰にでもあったんじゃないかな。 私はそうだった。 暗い映画や小説が大好きで、 伝説的なミュ…

病院選び

レディ―スクリニックとか、婦人科などの病院は割とたくさんある。 自慢じゃないが毎月の生理が重いほうだったので その類の病院にはなかなかお世話になってきた。 しかし産むとなると、 産が付くと、対応病院は一気に減ってしまう。 やはり少子化なのでしょ…

こどもつくると、決めるまで

子供がほしいと、100パーセント純粋に思ったことはない。 私にとって、妊娠・出産・子育ての一連は恐怖心のほうが大きかった。 できなかったらどうしようとか、できないからこそ無性に欲しくなったら どうしようとか、ちゃんと育たなかったら、自分自身が…

女友達とは、

ここ数年で友達をめっきり減らしてしまった。 離れていってしまうことはとてもさみしかったけど、 どうしたらよかったのか、今でもわからない。 20代、楽しく一緒に遊んだり、仕事で出会った友達はみな去ってしまった。 妊娠が分かったとき、それを伝えら…

9か月目、おもうこと

9か月目に入った。 やっとゴールが見えてきた。 日に日に膨れるこの腹ともあと2か月も一緒にいないのかと思うと 少しさみしくなってきた。 かといってじゃぁもうしばらくこのままがいいかと聞かれても、 決していいとは思えないけど。 ゴールが見えたから…

すきなもの、きらいなもの

好きと嫌い。 どちらかといえば、やっぱり嫌いの感情のほうが強くなってしまう。 好きはぶれやすい。 自分がぶれやすい。 考え方も、こうなりたい、こうしていきたい、目指したい、 気分や天候なんかによってぶれてしまう。 ネットを開けば情報は山のように…

抜けられない、トランプ劇場

最近、本当にどうかしちまったなぁと思うほどに 完全にはまっている。アイホンの、スパイダソリティア。 一か月くらい前に突然画面が開かれて(指があたっただけ)久々にやってみようかなと軽い気持ちで始めたが最後。それからずっと暇をみつけてはやっちま…

とうもろこしをおいしく食べたいなと思いまして。

とうもろこしが段ボールいっぱいに届いた。 毎年この時期、夫の実家から送ってくれる。 とうもろこし、大好きだ。 ゆでたとうもろこしと冷たいビールなんて最高のマリアージュ。 まぁ今はビールは飲めないから とうもろこしと麦茶。 毎年ゆでてはいるが、年…

梅雨の休日のご提案

テレビを見ていると、四億年前の三葉虫の化石がでた。 三葉虫は気持ち悪い。 海にいるフナ虫に似ている。 昔、伊豆の下田で海すれすれの岩場を景色がきれいだなぁって歩いていたら みるみるうちにフナ虫に囲まれて、ぶるぶるしながら進んだ。 行けども行けど…

血沸き、肉躍る

普段粗食で生きている。 ベジタリアンではないが、野菜だけでもいい。 やきとり大好きだし、出汁に煮干しなども使いたいから ベジタリアンにはなれない。 菜食中心生活だ。 先日、焼き肉を食べた。 本当に久々に焼き肉を食べた。 とはいえ、過去ビールがメイ…

富士子か不二夫

うらめしや。 この天気、いい天気。 スカッと青い空に、すっきりとした涼やかな風。 こんな天気の日には あぁ見えてくる、見えてくる、苗場の空。苗場の風。 もうすぐフジロックの季節がやってくる。 前夜祭から片付けの月曜日を含めての5日間のために、 3…

日本の出産と育児を考える

私の父は職人肌の頑固おやじで家では何もしない。 家事なんてしない、見たことない。 お好み焼きとかBBQしたくらい。 そんな父はこのたびとうとう仕事を定年退職なさる。 その少し前には彼にとっては初孫となるわが子が生まれる。 人が一人増えて大変になる…

家事をたのむか、たのまんか

ぐいぐい、ぐいぐい。 ぼこんばこん。 どす、どすどすどす。 まるで拡張工事。 胎児は我が家をリフォーム中のようで人の腹の中で暴れまくっている。 まさかな、とはおもいつつ、それだったら愉快だな。 しかし、外側へ広がっていく力を大きく感じる。 もう少…

万年筆をカイマンネン

万年筆に憧れていた。 大人になったら万年筆が欲しいと思っていた。 就職祝いに買ってあげましょうと母親が言ってくれたことがあったが、 就職祝いをもらえるようにきちんと就職せず、転々としちゃったりして、 そのうち言った本人も忘れ去り、 転々としてる…

イタイユメ

こんな夢をみた。 山の中の小さな集落を歩いていると、 突然野蛮な人が雄叫びをあげて向こうから走ってくる。 よくわからないけど、身の危険を感じて私は走って逃げる。 そのうち野蛮な人は日本刀をぶん投げてきた。 あぁ確実に私を狙っている。 その辺には…

はたらくということ

働くことは人間にとって大切なことだ。 本当は生涯現役で死ぬまで労働していたいと思う。 私にできる労働は経済を発展させられないな。えへへ。 しかし、働くって何もお金を作ることだけが含まれるわけじゃない。 妊娠と同時に職を失った。 立ってられない、…

長く使うこと

今の世の中、貧乏のすすめ的書籍はどっさりある。 本屋でも、図書館でも、ネットでも、 学ぼう調べようと思えば情報はたくさん手に入る。 そしてその中から自分にあった情報を集めて少しずつ実践していくのがよいと思う。 少しずつって大切で、突然がらりと…

仕方ないから貧乏するぞ

貧困は今一つの社会問題である。 一寸先は闇、うかうかしていると自分もすぐそうなります。 数字だけで見たらもうなってるかも。 月給手取り20万円をいただくのも一苦労。 私も20代の10年間、ほぼほぼ20万いかないお給料で生活してきた。 30代にな…

トランプやめてチクチクしよう

寝苦しい夜。 昼間の太陽光が部屋にこもり時間差で夜暑くなる。 窓を開け放して寝るのが好きだけど、四車線の街道沿い。 うるさい。 耳栓をしてみたけど、うるさい。 閉めるとあつい、でも、うるさい。 神経過敏になってしまった、そんな夜。 やっと寝付いた…

ゆくもの、くるもの

今日は涼しくていいけれど、昨日おとといは暑かった。 夏が不安になるほどむしむしと暑かった。 数日前までの暑さの中にも風はからっとさわやかではなくなって、 もしやすぐそこまで梅雨が来ているのかと思わせるようなじめっと。 そういやアジサイも咲き始…

サラシのハナシ 追記・夏、妊婦としてがんばるあなたに

八か月に入り、当たり前だけど、おなかはどんどん大きく重くなってきた。 或る時突然外側へふくらんでいくような強い力を感じることがあるけど、 そういう時に腹がふくれていってるのかしら、不思議だな。 毎朝続けていた一時間のウォーキングもつらくなって…

とまらない、捨てたい衝動

新しい家族を迎えるにあたって、部屋の中をせっせと掃除している。 ミニマリストではないけれど、私たちの持ち物はかなり少ないほうだと思う。 そのうえ私はものを定期的に捨てたくなってしまう。 季節の変わり目などは無性に捨てたくなってきて押入れの中を…

ビールへの愛を綴る その4

ホルモンによる不安定時期も卒業し、強い意志を持って過ごせるようになった。 つべこべ言わず、とにかく飲まない。 酒のみとして、プライドを持て。 一度決めたら飲まない。飲むときはとことんだ。 ゼロか百、それしかないぞ。心を強く持つことに決めた。 夫…

ビールへの愛を綴る その3

泣いたって、書いたって、ビールはのめない。 このビール問題は思いのほか長く私を苦しめる。 あんまりにも考えすぎて、これじゃストレスのほうが胎児に悪影響を及ぼすのでは ないかというほどけっこう落ち込んでしまった。 今となっちゃそれも一つのホルモ…