貧困は今一つの社会問題である。
一寸先は闇、うかうかしていると自分もすぐそうなります。
数字だけで見たらもうなってるかも。
月給手取り20万円をいただくのも一苦労。
私も20代の10年間、ほぼほぼ20万いかないお給料で生活してきた。
30代になったんだしもう少し給料増えないかと思ってみても
なぜか私が当時働いていたところは手当てがなくなり手取りが減った。
今の世の中、街には魅力的なものであふれ返っているし、
欲しいと思えば24時間いつでも物が手に入ってしまう。
休日ともなればこぞって皆旅行へでかけ、買い物を楽しむ。
好景気な人々の話も耳にするし、貧乏心は日々募るばかり。
他人の芝生は青く見えるってもんだ。
本当は月に15万円もあれば人間一人くらい難なく生きていけるはずなんだ
問題はとまらない欲望。
欲望を掻き立てるものがありすぎること。
満たされることを知れば、自分を知ればいつか満たされるとおもう。
よほど頑張らないかぎり、今まで手取り20万くらいだった人の年収が
跳ね上がることは難しいのではないでしょうか。
ならいっそ、私は月給15万で豊かに暮らして見せます。
そして、あえて、15万円分しか働きませんと開き直ってしまったほうが
心が楽になるのではないでしょうか。
と、いうことでここ三年間ほどずっと貧乏研究をしている。
貧困、ではなく、貧乏です。
困ってはいないのです。