はたらくということ

働くことは人間にとって大切なことだ。

本当は生涯現役で死ぬまで労働していたいと思う。

私にできる労働は経済を発展させられないな。えへへ。

しかし、働くって何もお金を作ることだけが含まれるわけじゃない。

 

妊娠と同時に職を失った。

立ってられない、まるで使い物になれないほどの腰痛になってしまったので

仕方ないなと頭で理解しつつも、やっぱり心の片隅ではさみしくなった。

 

毎日突然時間がありあまり、いろんなことを考えた。

これでベストか?

もっとできることはあったんじゃないか?

ある程度妊娠は計画的にできると思う。

一応、計画しなくもなかったが、最終的にはやっぱり授かりモンで

細かくきっちりできるものでもない。

 

まぁ私に職を辞めさせたのも、胎児が望んでのことでしょう。

すべてはなるようになるさ、と今は楽観的だし、

むしろ念願の専業主婦になれてうれしくも思っている。

 

さて、この先、どうするのか。

待機児童問題がある通り、やっぱり働く人が多いようだ。

近所の妊婦教室に参加した時もそんな話は毎回でた。

正直、私はまだ生まれてもないのにと思ったもんだ。

生まれる前からわが子をいれる保育園を探し、自分の復帰時期も考えるとは

ほんとに大変だ。しかし、それが当たり前なんだなぁ。

私は生まれてくるであろうわが子の受け入れ先だけでなく、自分の受け入れ先も

みつけなきゃいけないので、とりあえず夜逃げしないといけなくなるまでは

働かずに育児に専念させていただこうと考えている。

 

現金収入がないなりに、頭と手先を使ってせっせと生まれてくる予定の子のために

準備を始めた。

肌着を使ってないタオルやハンカチ、手ぬぐいなどでチクチク縫っている。

おむつは今私が腹に巻いているサラシで作る予定だ。

夏生まれは一番モノが必要ないという噂で、

こちらの事情を察しているかのようなグッドなタイミング。

素晴らしい。

お金はないが、時間はあるぞ。

いやというほどお世話してやろう。