近所のコンビニが閉店してさみしいという話
二回にわたって語ってきたけれど今日は完結編
先月末で、惜しまれつつもコンビニは閉店した
閉店前日の夕方、家族三人で挨拶へ行ってきた
なんか、あげたいよね
そう話していて
悩んだ末にいつもコーヒー豆を買っているお店の水だしコーヒーパックを贈ることにしました
コーヒーゼリーと迷ったけど、個人的感が強いし、いくつ買えばカッコウつくのかわからないアイスコーヒーパックの方がもっと気軽なかんじで、みんなでどうぞ、と言えて日持ちして、男性でも喜んでもらえるかなぁなんて
夕方コンビニに入るとお兄さんがひとりで店番していた
商品棚はガランとして
賞味期限をきにしなくていいようなものしか残っていなくて、もはやコンビニとしての機能をはたしていない
お客さんも他にはいない
ビールもなくて、チューハイとお菓子をもってレジへ
なくなっちゃいますねぇ
なんか、、、ありがとうございました
八年くらいかな?すごくお世話になったような気分
わたしも、なんだかこの街で一番思い出がつまってるような気がしてさみしいです
お兄さんも
ほんとにねぇ、、、ありがとうございました
そして、おまえ渡せ、みたいな目くばせを夫がしてきたので
おつかれさまでした!!ちょっとですけど
アイスコーヒーを渡す
いやぁもうほんとにおつかれさでした
じゃ!!
と立ち去る夫
わたしもどうも~と後を追うが店を出てすぐ
ちょい早すぎやせんか?最後ですよ?今日
他にお客さんもいないんですよ?
もう少し思い出を語ったり、今後のこととか
トランス兄弟の行く末とかもう少しお話ししてもよかったんでないかい?
自分だけ話してさっさと立ち去るなんて
あ、そうだな
わ~何やってんだろう、そうだ、もっと話せばよかった
そうよ、結局この子のことも話してない
一生懸命に自分の存在アピールしてたよ
もう一回あとでチューハイ買いに行けば?
まさか買いにいくはずもなく
結局そんなおわりかたとなった
閉店した次の日にはもう解体作業が始まっていた
思い出に浸る暇などない、未来しかみないよトーキョー
おはなしの、上
おはなしの、中
そして、下でした