さらば、我が青春のおもひで

近所のコンビ二がいよいよ明後日の朝で閉店してしまう

 

それを知ったのは一週間ほど前だった

夫にも知らせて

ふたりでさみしいなぁって言い合って

 

そして土曜日には

ちょいと、に挨拶していきなよと促して

迷いながらも夫はビールを買いにゆき

どうしようかと迷っていたら

の方から挨拶してくれたらしい

 

しょんぼりしながら店から出てくると

あぁ、挨拶してしまったら途端にさみしさが増してきた

 

そうでしょう、そうでしょう

さみしいよ、とっても

 

どうやら経営面の関係で閉店されるそうだ

 

 

仕事を毎日一生懸命していた数年前

多い時には一日2回行くほどお世話になっていたこのコンビニ

 

朝、仕事の前にお菓子やお昼を買って

仕事帰りはビールを買って

飲んだ帰りにビールを足して

家でのんで足りなくなったらビールを買いに行って

何度も買いに行って

さらにカップラーメンなんかも買い足して

 

まさにうちの冷蔵庫

 

本当にお世話になったもんでした

それがなくなってしまう

レジの兄さん(弟)にも会えなくなってしまう

 

毎日あんまりにも通いすぎて挨拶のタイミングを逃し

ずっとそのままできてしまったことを今更後悔

 

結婚することになりまして(は、報告しなくていいか)

妊婦になりまして

こども産まれまして

 

くらいの報告はできるくらいの間柄になっておけばよかったのかな

 

 

 

 

このコンビニは住宅街の中にポツンとあって

利用者は主に近隣住民、近隣で働く人々

近所の人しか目につかないところにある

だからお客さんはだいたい見たことある人ばかり

うちの大家さんや

数軒先のひきこもり

そのかどを曲がったところの犬とおじさんも

みんなこのコンビニを利用していた

 

 

 

しかしこのコンビニをさらに進み大きな道路を渡った先には

ドラッグストアとスーパーとコンビ二の複合施設のような店があり

正直なところ最近はこの複合施設ばかりいっていた

 

そちらへ行く理由は

水が安い

超熟が売っている

この2点をキッカケにコンビニから足が遠のき

どんどん複合施設が我が家の生活に割り込んできた

 

おそらくほかの近隣住民たちも流れていたと思う

だって品ぞろえが全然ちがうもの

 

ずっと変わらずコンビニユーザーでいられたら

閉店しないでやっていけただろうか、、、

 

 

思い出のコンビニがなくなるのは

わたしたちの青春の思い出がなくなってしまうようなさみしさがある

あの時

本当に毎日毎日、肩を組み、酒を酌み交わしていた青春の思い出が、、、

 

出産を期にお酒文化がどんどん我が家から消えていって

そしてこの度このコンビニがなくなってしまうと

あの時の私たちがもう本当に過去の話になってしまうような

そんな気持ちでおります

 

 

 

 

 

 

弟?

こちらも合わせてお読みいただければ

より世界観が増します、、、

 

nemunk.hateblo.jp

 

 

お読みいただきありがとうございました

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