お金と時間のいい塩梅

お金がないときは時間を使って工夫した

 

お金がなくても時間はあったから

浮かせられる交通費は自分の足で稼いだり

おやつは家にあるもので作ったり

本は図書館で借りたり

オムツは布おむつにしたり

洗濯物を減らす努力をしたり

電気を使わないようにしたり

水筒を持ち歩いたり

いろいろできることはある

 

そういう工夫を考えるのもするのも好きだった

 

月8万円のお給料をもらうために働き始めたら

上に書いたようなこと

ほとんどできなくなってしまった

 

たった一駅でも、早く帰りたいからバスや地下鉄を使っちゃおうと思ったり

図書館は返すの面倒だから買っちゃおうと思ったり

保育園は紙おむつだから家でも布オムツほとんどつかわなくなったし

保育園は着替えがたくさん必要で洗濯物が増えたし

100円のコーヒーを買うようになったし

行かなかったコンビニでお菓子をついつい買ってしまうし

 

お金が少し手に入ると時間で解決していたことをお金で解決するようになってしまった

頭は使わない

お金を使えばいい

 

これはそんなに悪いことでもないけど長く続けることでもないなと

考えなくてもお金で解決すりゃいいのだ

だけどそれってあんまりおもしろくない

 

お金もはいってそれなりに時間もあって

と両方がいいバランスで成り立ってくれたら

いいのだけど

世の中そんなに甘くはない

 

私の大切な時間を社会に売ってお金を得る

それが時給かな、と

じゃその1時間をいくらでなら売ってもいいかな?

 

1000円はいただきたいところである

が、半年前から始めた月8万円の仕事は

1時間で計算したら700円もいかなかった

 

これならば

お財布の紐をキュッと結んで

手作りに励んで

夫には仕事に励んでもらって

ぼうやと毎日のんびり遊ぶほうが

私にとってはステキな時間の使い方だなと思ったの

 

でも半年前の私はそんな風に思えないほど何かに追い詰められていた

 

もちろん!

仕事とはお金を得ることだけではない

お金以外にも経験やら人付き合いやら得るものは他にもあるのだ

私も今日までまだ4ヶ月しか経ってないけど

仕事で得たことは本当に多い

多過ぎてびっくりした

いいも悪いもたくさん学んだ

だからこそ辞めようという結論に至った

 

お金がなくても心が満たされていたら

実はそんなにピリピリしない

だけどお金があっても時間がないとすんごくピリピリしちゃう

私はそういうタイプになっちゃったみたい

Time is Money