新生児を迎える準備が与えてくれた安らぎ

今日はお天気がよかったので、新生児の肌着を洗った。

三年半ほど前に息子がきたものをまた使う。

押入れの一番上の段ボールに詰めてあったもの取り出すと

放置した衣服独特の匂いの中に当時使っていた洗剤の香りがほのかに混じっていて

スイーっと記憶が蘇った。

 

私は割と香りから記憶が呼び起こされる。

またあの小さな赤ん坊を抱っこできる日が来るのかとワクワクした。

 

これらの肌着は私のいとこから頂いたもので、

いとこの元に生まれた姉妹が着たあと私がもらい、

そして三年半経って今度は第二子がきる。

四人の新生児が着ることになる。

 

ガーゼと布オムツは新しいのを買った。

ガーゼが品切れとの噂を聞いて心配していたが、昨日妊婦検診の帰りに赤ちゃん本舗に

行ってみたらちゃんと売っていた。

しかし一家族一つでと制限されていた。

 

乾いた小ちゃな肌着とガーゼハンカチを畳む。

これ、とんでもなく手間だな、と思った。

小さくて畳みにくくて、しかもたくさんある。

これから毎日こんな可愛いものたちを畳んでいくのか、と。

悪くない時間と手間。

 

布オムツはカットしてこれから少しずつ縫っていく予定。

チクチク手縫いも嫌いじゃないから、それも、悪くない。

 

息子はもうすぐ4歳で、いろんなことを自分でできるようになっていて

だいたいいつもパンツと靴は反対に履いているが、

まぁ大した問題ではなく日々のお世話はあまりない。

ただうるさいというくらい。(よく言えば元気)

 

妊娠したばかりの頃はまた最初から育児をやるのか、と

実は結構ゲンナリしていた。

 

だけど今日肌着を洗って、干して、畳んで。

布オムツをカットして、チクチク縫ってみて。

ゲンナリした気持ちはどこにもなくて、ただ楽しかった。

 

まぁ大変なこともこれからたくさんあるでしょうが、

それ以上に素晴らしいことがきっとたくさん起こるのだろう。

 

 

 

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