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あんにゅいじゃなきゃ、、、いや

へぇへぇぼんぼんなまいにちのこと

春旅のおともに、あのアルバムを

お題「春に思い出す曲 春に聞きたい曲」

 

暗く、寒い冬が終わって

花咲く季節

あたたかい春の風に乗って

どこまでも飛んでいきたいなぁ

さぁ旅に出よう

 

そんな気分の時に聞きたくなるのはスピッツ

春の歌

正夢

最近ならばさくっとyou tubeでこの二曲を聞いて春らしさを満喫

 

しかしながらせっかくの春をもっと堪能するには

アルバム「スーベニア」

真っ赤な背景にカメに乗った女の子

ほら、そのまま春風に乗って遠くまで飛んでいきそうじゃない

カメに乗って私も飛んでいきたい

 

まだアイホンが巷に溢れてなくて

CDウォークマンで音楽を聴いていたあの頃

私は親友と西へ旅に出た

青春18きっぷで京都から高知まで

とろとろ電車に乗って彷徨った

 

香川から高知へと鈍行電車で抜けていく

地元の学生や買い物帰りの人たちで

最初はなかなか混雑していた車内

どこからきて、どこへ行くのかと質問されたりして楽しく過ごす

 

しかしそんな人々もどんどん降りていって

電車は険しい山の中へと入っていく

私たちの乗った鈍行電車は何本もの特急に抜かされていく

誰も乗り降りしないかわりにイノシシが乗ってきそうな駅で

何度も止まり、横をびゅんと特急が走り去っていく

のせてくれ

一体いつになったら高知につくのだろうか

遠い

 

持っているCDにももう飽きる

お互いのCDを交換してまた聴いてみる

そんな時に彼女が貸してくれたのが「スーベニア」

 

昼下がりのほぼ貸切状態の二両しかない電車のなか

私の心とスピッツの曲たちがぴったり合った

 

あんまり電車に乗りすぎて

山が深すぎて

もう本当は高知なんていう街には向かっていないんじゃないか

もうこのまま山に喰われちまうんじゃなかろうか

そんな不安をスピッツの曲たちは癒してくれた

 

数時間かけて夕方

ようやく私たちは高知にたどり着いた

 

 

もう何年も前のことで

「スーベニア」を貸してくれた彼女とも疎遠になってしまったけど

私は毎年春には正夢をきいてあの時を思い出している

 

たまには「スーベニア」でききたいな

 

5、ナンプラー日和

から

6、正夢

へと続くところが、また、いいんだよなぁ

 

 

 

スーベニア

スーベニア