衣食住、人それぞれ。模索の人生。

思うに、就活スタイルの問題だけじゃない。

男の子、女の子の問題は生まれた時からすでに始まっている。

私たちに深く根付いてしまったこの性差のイメージ

一体どうすればいいのでしょうか。

 

chng.it

 

私は自分の性別に否定的ではないけれど、100%納得はしていない。

生物学的にオスかメスか問われたら

子宮があるからメスだなとは思っている。

でも、女性らしさみたいなものを私をよく知らない人から一方的に求められることには

違和感がある。

かといって、男性的になりたいわけでもなく、女性らしさを否定するつもりもない。

 

わたしはわたし。

 

もうすぐ40歳になる。

今までいろんな格好をしてきた。

もちろん、就活生くらいの頃は女性就活生らしい格好もきちんとしていたし

今までの仕事はアパレル業や制服を着ての接客・サービス業ばかりで

人から女性として見られることを意識しないといけない仕事ばかりしてきた。

ストッキングも、ヒールの靴も、美しく振る舞うことも研究してきた。

 

それらの経験や記憶は決して悪いものではなかったけど

やはりストレスはすごかった。

毎日浴びるように酒を飲んでいた。

だからもうこの先はそんなことはしない。

 

今はお酒はほとんどのまない。

そのかわり、もうストッキングもヒールも履かないし

化粧もしない。服は天然素材の締め付けないものをゆったりと。

女性らしさを追うことはなく、じぶんの心地よいように暮らしている。

 

先日、こどもの入学式があった。

さて、何を着ていくか。

調べれば↑の記事と同じ、「入学式 母」でサクッと調べがつく。

こんな服でいけばいいよと教えてくれる。

 

新しく買わず、母に借りて、家に眠っていたスカーフを巻いて

これならいけるかなというタイツを合わせて

靴はヒールなしのものをはいた。

化粧はまゆげを整え紅だけさした。

着たばかりは久しぶりのオシャレにウキウキしたが、

やはりものすごい勢いで疲れていくことを式の間ずっと感じていた。

 

ママはこう!パパはこう!

男のはこう!女の子はこれ!

ずっとある。

それにいかに合わせていけるか、楽しめるのか。

この社会で生活する上で、

ルールやマナーをある程度守りつつ自分も守るというバランス。

社会に合わせずに生きるにはどうすればいいか。

どうしたら楽しく心地よく生きられるのか。

それは人それぞれ模索しながら生きていくしかない。

就活は社会に飛び込んでいくのだから、その辺の最低限のルールは考慮しないと

いけないんじゃないかとは思う。が、それも必要なのかどうかも人それぞれ。

 

我が子たちには、スーツをきて就活することが全てではないと教えたい。

「じゃぁどんな方法があるの?」

それに応えられるようにわたしたち親も常に模索です。

我が家ではなるべく「こうだから、こう」と

子どもたちには言わないように育てていきたい。

そして、そういったわたしなりの考えをつらつら文章化していきたい。

 

もっともっと自由な世界になるだろうしね。

まずは平和な日本にしないとね!