カニ帰る

最近カニばかり追いかけている我が家

先週もカニを捕まえに山の上の自然豊かな子育てセンターへ行き

過去行った中で1番快適に最多にカニを捕獲した

 

カニがいる水路の近くの森の広場

 

そのうちの3匹を苦悩の末連れて帰り

息子にとって人生初めてのペットとして

カニの飼育が始まった

 

とって帰った次の日は朝早くから起きてきて

カニちゃんおはようなんて声かけて

昼には水が少ないなと近くの川へくみにゆき

まめにお世話していたのだけど

学校が始まる月曜から一気にカニへの愛が冷め放置

 

ごはんあげたの?

そこじゃ暑いんじゃないの?

行ってきます言ったの?

おやすみ言ったの?

 

とでも声をかけないと気に留めない

 

連れてきてから4日目

食べ残した餌が腐り水槽が臭くなってしまった

洗う

「おえぇ!!!」叫びながら一生懸命たわしでゴシゴシ洗っていた

おかげできれいになった

 

でもまた放置

もう週末は山へ返しに行くことを決めた

 

山へ返しに行く前日の夜

三匹のうち一匹が動かなくなってしまった

あぁごめんよ、かにちゃん

それを見た息子が発した言葉は

「あーどうしよう!父ちゃんに怒られるよー」

カニが死んでしまった悲しみよりも、それによって怒られるかもしれないことに慄いた

 

親父は怒らない

カニを死なせた悲しみは君にはないのかい

 

翌日カニを返しに山へ

返した側からまた別のカニを追う息子よ

「ちゃんとこのカニたちに感謝を述べてからにしなさい」

そうだった!とナムナム手をあわす

が、またすぐカニを追いかける

 

次はカマキリを育てたいと言っている

やめてくれ