夏の残像、取り戻せ思考

夏休みが終わって一週間が経つがいまだに脳の崩壊がひどい

夏休みは過酷であった

毎日激務であった

なにが?ただ子供たちといるだけなんだけど

激務だった

 

わたしはゆっくりひとりで何かを考えたり、研究したり

作ったりするのがいちばん好きな時間の使い方なんだけど

夏休みは一切それらはできなかった

楽しみにしているラジヲをラジコのタイムフリーで聞くことも忘れたし

叙情的なしっとりした歌や、反対にchemical brothersなんかが好きなんだけど

車に乗ればひたすらに子らの大好きなミセス青リンゴ

歌う、いつだって大丈夫!なんたって大丈夫!と

強引に励まされて、一緒に大丈夫!って歌う毎日

足が疲れても歌う夏の日々

 

 

pcをひらく余裕などなかった

開いたらパキンと割られるんじゃないかと思って不安で

今日久々に向き合ってみた

向き合ってみようと思えた

頭の中にたまりまくった情報や想いを文字にしてみようと思って

溜まりすぎて重くなって寝たきりになりそうなんだ

 

 

唐突に、言いたいこと

長崎に暮らし始めて一年、この夏初めてキャンプへ行った

西海市というところにケツが腐るほど見ていたい美しい浜という土地の由来がいいなと思ってね、行ってみたらそこに至る道も断崖絶壁をくねくね絶景で

そこに遠藤周作記念館があって、それ以来、なんでこんなところに?

という疑問やその景色の美しさやキャンプが楽しかったのとか

いろんな感情が入り混じってずっと記憶に残って

で、遠藤周作は「沈黙」という作品で隠れキリシタンについて書いていると知って

そこからまたいろいろ調べたらものすごく気になって図書館にいったけど

子の反発に遭い「沈黙」の棚までたどり着かず

やはり予約だなぁと思いながらも幸い「沈黙をめぐる短編集」という本に辿り着いたので

借りてみた

重い

もう、隠れキリシタンたちの弾圧の様子、拷問、それに耐える彼らの信仰心の深さ

どれもとてつもなく重い

そして考えてしまう

こんなにも辛い想いをしてでも貫ける信仰心とはなんだ

わたしにはあるのか?

わたしはどうなんだ?

つらいのはいや、でもじぶんの気持ちや信じているものを捨てて転ぶのも嫌

でもそのじぶんの信じたい気持ちのせいで家族が苦しむのも嫌

なんでこんなことになるのだろう

ずっと考えている

で、結局重くて考えて疲れて途中まで読んで返却期限がきてしまった

たまたま子の本を買いに本屋へ行ったら「沈黙」があったので書いました

 

もすこし回復したら読みます

 

そしてもうひとつ借りた本「ド・ロ神父と出津の娘たち」

キャンプに行く途中の断崖絶壁道の途中で看板あったなと思って記憶に残るド・ロ

読んだらこっちはものすごくおもしろくて感動した

 

最近介護の仕事してみようかなぁと考えてるところがあって

なんでかというと、義母を介護する体だけどできてなくて

仕事にしたらもっとできること増えるかな?とか

知ったら役に立つことあるかな?とか

介護という業界のことも気になるし

この先切っても切り離せないことだと思って

午前中のちょっとの時間をバイトするのも良いのかなぁと考えるところがあって

介護、どうかなぁって

 

 

ド・ロ神父の自分の財産を投げ打って出津のひとたちの生活を豊かにしたいという想い

神父のため、人とのためにとよく働く娘たちの姿に

気持ちが一途なのね

やってやってるぜ

楽になっただろ?

感謝してくれよ

がんばってるんだぜ?

これで儲かるよ、もっと楽して儲かることしよ

ということがない、

エソめ、と言われて理解されなくともただ働く

読んでて素晴らしくわたくしもこうありたいと思ったのであった。

 

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ぶちまけた想い、駄文読みづらくはずかしいけど

あたまのなかは結構すっきりしたぞ

さぁ掃除しよう!