髪をバッサリと切った

引っ越しをしてしまうと当たり前ながら

全てのものをまた新しく探していかないといけなくなる

 

病院と銀行

この二つだけでも結構面倒

関東から九州へと飛んでしまうと銀行なんてまるで違う

なるべくatmへ行かないように工夫してきたつもりでも

新しい給料から学校や、保育園や光熱費やらなんやらの引き落としを新しい銀行への流れをつくるのは一苦労だった

病院も、歯医者はいいところをみつけたけど小児科は決められず

お世話にならなくていいように自宅ケアを念入りに、無理しないさせない生活

 

美容院もまた難しい

あきらめた

10年以上同じ人に切ってもらっている

もう、細かいオーダーなどせずに

切るか切らぬか

重いか軽いか

なんかであとはきれいにまとめてくれる

 

だから今更もう新しいところへ行ってどんなふうに髪をきりたいのか

説明するのがハードルが高くて

しかも、あんまり大きな声で言えないけど

こちらにきてからというもの

地の言葉に敏感で、あぁそこであがってそこで落ちるのか、とか

そんなふうな言い回しが、とか

わたしの言葉大丈夫かな?とか

余計なことばかり気になって会話に集中できずやたらと疲れてしまう

 

夏の終わりに一週間ほど関東へ行ってきたので

馴染みの美容院で

短くしちゃってくださいと伝えて

さっぱりバッサリきれいにしてもらった

 

短くすると不安がひとつ

夫との区別が薄くなっているのではないか

おじさんになっていないかしら?

もう最近は化粧もしなくなった

手抜きではなく、化学物質の排除とゴミを減らすため

もう化粧しなくなって何年か立つが

今までよりも肌の調子は良くなり、まつげもまゆげもしっかり生えてきた

だから、あえて化粧をしないのである

 

新しく買い足してもないから自分の服に飽きてきて夫の服を借りてきている

服を買わないのは

貧乏なのではなく

環境問題等調べ始めると安易に服が買えなくなってしまうのである

わたしが化粧をしなくても服がいつも同じでも清潔感さえあれば問題ないと思うので

今はそういう生活をしているから、買わない

 

髪、短いと夫との差がなくなってしまった

 

昔、いまより自分が女であることに敏感だったころは男であった方がしっくりくるんじゃないかと悩んだ時期もあった

だけど、男になったら喧嘩に巻き込まれるかもしれないし

カツアゲされるかもしれないから

それだったら女でいる方が平和なんじゃないかと思って女でいることにした

女でいる方が服の幅は広く自由度が高いと思った

 

あれから数十年

今度はおじさんに見えやしないかと不安になっている今日この頃

暇だなぁ

人は自分が思っているよりも男女の差などないのではないかと今は思う

娘はいまおとこのちんこに夢中で(?!)

〇〇くんはちんこがあるから男の子?

わたしはないから女の子?

と毎日聞いてくる

 

ネットで見た動画に

「性別のことはわからないけど、今から数百年後に土を掘り返した時今の私たちがミイラになった状態で見つかったとして、その時研究者たちは男か女かしか調べられないから

結局人間の性は二つしかないのではないか」

みたいなことを話してて、誠にそうだよなと思った

 

女だからうめってことに疑問を抱くteenagerだった私だけど

そこから悩み続けて

生き物として、子宮を与えたからつかえばよしということにたどりついた

そしてふたつのいのちをうみだせた

そしてちんこがあるから男だよと笑っている

 

これからさらに年をとればじじいなのかばばあなのか

やっぱり女らしい服と化粧で女を作り続けなければわからなくなってしまうのではないか

 

 

髪を短くしたのはいいものの、この短さをキープすることができないのが、ね

伸びちゃうもんね

次は正月あたりいけるだろうか、関東

それまでまた伸ばす髪

 

きょうもまたしょうもないことをだらだらと。。。