母との電話

久しぶりに母に電話をかけた

 

今はわたしは長崎に住んでいて

母は神奈川県に住んでいる

去年までは私も神奈川県内に住み、実家へは月一程度行っていた

 

心の底にある、感情としては

実は母のことが苦手なのである

実家へ行くのは半分義務のような気持ちがあった

孫を見せてあげないと、という気持ち

 

なんで苦手なのか、、、一言では言い表せないんだけど

 

引っ越してきてようやく一年が経とうとしている

この一年はほとんど電話ができなかった

もともと電話が苦手というのもあったけど

私自身に悩んだり迷ったり苦しいなぁと思うことが多くて

電話をするとそういう気持ちが漏れ出しそうで

そんなことを漏らしたら余計な心配をかけるし

帰ってきなさいと言われてしまうんじゃないか、と

私が余計な心配をして電話できなかった

 

 

最近思うのは、心配されるよりほしい言葉は

「あなたなら大丈夫よ。」と励まされたい

でも母は励ましてくれるような言葉は使わない人で

もっとがんばりなさい、とか

そんなんで大丈夫なの?と心配と応援をくれる人だった

これじゃ大丈夫じゃないよなぁと思っているところに「大丈夫なの?」って聞かれると

ものすごく焦って落ち込んで間違った選択をしてしまいがち

 

そんなこともあって電話できなかったのだけど

先ほど久々に電話した

子供たちなしで

他愛もない話をした

数年前に乳がんが見つかってそのことをすごく気にしている母だけど

とても元気そうだった

やはり都会の人は忙しい、あちこち予定がつまってるんだって

 

まぁ楽しそうにしていてくれてよかった

電話で話した内容が全部楽しいことだった

 

故郷の空

 

母に電話するのを躊躇う理由の一つに親戚の誰それが亡くなったとか、病気になったとかそういう衝撃を不意に与えられるのが、わたし、異常に弱いんですよね

で、以前にそれやめてくれって言ったけど、やめれないのよね母は

 

そんなんもあって、電話できなかったけど、今日はできてよかった

今度は孫たちと繋げてくれって言われてしまったぜ