息子の小学校のこと①

 

息子が通う小学校まで

実は毎日車で送迎している。

校区外の小学校を選んだので、親の送迎が必須となった。

学童にも入れていないので帰りも毎日迎えに行っている。

 

なぜわざわざ校区外の送迎が必要な小学校を選んだのかと言うと、

校区の小学校は全校生徒500人越え、1クラス30人弱のマンモス校で

通っている校区外の小学校は、全校生徒80人ほど

各学年13人程度の1クラスのみで。

だけどこのふたつの小学校は中学校にあがると同じ校区になる。

あまりにも人数が合わないので、少ない方へ流れてもいいよと市から特例が出ているのだ。

 

我が息子、幼稚園が30人弱5クラスのマンモス幼稚園だったのだが、

年中は通えなくなった時がある。

はっきりとした理由はわからない。

コロナ対策が厳しい時で、先生たちはかなりストレスを抱えていらっしゃる空気感だったのでそういうのがつらかったのかもしれないし、下の娘が1才になるころで

かわいいから家に一緒にいたかったのかもしれない。

通えない時は、つらかった。

「こんなにいきたくないって言ってるのに、どうしてそんなに行かせようとするの?」

と、よく泣かれた。

行かせることがいいことなのかもわからなくなって、1ヶ月まるごと休んでみた。

幼稚園行かないとなったら、あのころはまだコロナ対応で遊びにいくのがものすごく不自由でいく場所がない。途方にくれていたらテレビ漬けになってしまって

しかもだんだん生活リズムまで崩れ出して

これはこれでよろしくないなと反省して

「教室入るかどうかは別で、とりあえず朝起きて着替えて幼稚園まで歩くぞ。」

と気を入れ直し、毎日朝の散歩をすることにした。

遅刻してもいいから、とにかく朝家を出る習慣て結構大事だなと痛感した。

 

この時の経験は今もすごく生きていて、こどもが行きたくないと言っても

「いくかどうかは支度して出発して先生と話し合って決めよう、だから起きな。」

と声がけすると、めんどうくさそうに動き始める。

 

 

そんなこんなでも行けたり、行けなかったりの年中時代。

まぁ時代も激動だし、最終的にはどっちでもいいわい、と思っていた。

思っていたけど、も、感じてしまう。

親子、社会から切り離されたような孤独な気分。

同じ制服着た子がキラキラ輝く笑顔で遊んでいる姿。

習い事が忙しいと語らうお母さんたち。

 

ぼくら、ぽつん。

みている世界がちがうのだろう。

 

 

こどもにとって良い園、学校を選ぶのは難しいけど

毎日励まして通わせるわたしがここ!って思える園や学校を選んでみるのもひとつの手だなと

思って決めた、引っ越した先の保育園。

山の中にあって児童は全部で40人ほど。

年長の途中からはいりました。