食卓の安定を叶えた

いつの頃からか覚えてもないけど

家族で食事をする我が家のメインテーブルは

この数年間ずっとキャプテンスタッグの折りたたみのテーブルを使っておりました

 

去年まで住んでいたアパートはこじんまりとしていたし

こどもたちも小さかったし

それでもわたしは不便だなぁ

小さいなぁとずっと思っていたのだけど

夫はそういった不便は感じることがなく

これで最高だろ、ということで長らく使ってまいりました

 

今の一軒ぼろ屋に引っ越して部屋は広くなったのに

昔の思い出を捨てられないかの如く折りたたみテーブルを使い続けておりました

 

息子は小学生になり

娘は3歳になり

わたしは40歳になってしまい、

四人で囲むと以前より狭いなぁが強くなってきた今日この頃

ようやく新しい、折りたたみでない(足は折りたためるわ)座卓が

我が家にやってきた

 

来週わたしの両親が関東からはるばるフェリーに乗って遊びにきてくれることになったので

さすがにまだそれ使ってるの!と驚かれるのも、、、

みんなで食事できるテーブルを用意しようと

夫がようやくgoサインを出したのだ

 

今までより1.5倍くらいの大きさになり安定感も増して

何より、今まで真ん中にあった折り目がやたらと気になって困っていたのだけど

フラットになった

縁をかこうアルミもないフラット

なんでもかんでも置ける広さ

みかんを入れたザルをおいても邪魔にならない広さ

こどもが本を置きっぱなしにしても他の作業を邪魔しない広さ

牛乳をこぼしてもすぐ床に流れない広さ

否、こぼれそうねとあらかじめコップをずらして置ける広さ

 

 

すばらしい!

広いってすばらしい!

とりあえず、置いてけよ

なんでも受け入れてくれそうな座卓の懐の深さに心がホッとする

 

そして部屋の真ん中におかれたこの座卓になぜか家族が寄ってきて

座る、茶をのむ、みかんを食べる

折りたたみテーブルの時にはなかった文化が生まれ始めている

 

食事中ごろごろころがって怒られていた息子は

座卓になってからすっかりおとなしくなって食事と向き合うようになった

娘も食べるか食べないかは別として

とりあえず座ってニコニコげらげらしている

わたしも、今まではビールを持つグラスのひじを置く場所がなく

なんとなく流し込むようにのんでいた感があったが

座卓になってから

飲んで、ひじついて、喉越しの余韻にひたりながら窓の外の空をみつめる余裕

というものが生まれている日常をかみしめている

 

座卓

近所のリサイクルショップで2000円でてにいれた

わたしたちの生活はなんと豊かになったことでしょう

 

折りたたみテーブルよ、ありがとう

これからは本来の目的通りキャンプや七輪まつりの時にまたよろしく頼むよ