最近読んだ本(途中までしか読めてないけど)

いやはや、もう10月です。

風も空も、光もすっかり秋になりました。

朝の涼しさも強くなって、もはやすこし寒いです。

 

今年の夏をエアコンなしですごしたこの家の本当にすごいところは

とにかく冬が寒いってこと。

夏が暑かった、まだ暑いよ、最高にあつい夏だっということをよく耳にするけど

暑いのなんかまだいいよ、本当に怖いのは寒さのほうよ、とわたしは

もうぶるぶる震えております。

どうしましょう、、、

 

今年の夏出会った遠藤周作の「沈黙」という作品

存在を知ったというだけで、まだ読み始めたばかりなのだけど

そこから始まる長崎と隠れキリシタンとキリスト教のこと

沈黙で隠れキリシタンの弾圧を読み、興味を持って

ド•ロ神父と出津の娘たちで神父の偉業を知り。

では、キリストとはなにか、と思って

旧約聖書を借りてみたのです。

こども向けの聖書。

 

でもこれがすごくてぜんぜん進めない。

3ページほど読むだけで、場合によっちゃ1000人くらい死者が出る。

それでどうしようもない気持ちになって、

聖書 気持ち悪い

で検索してみたら、知恵袋に同じようなことを質問している人がいてすこし安心した。

わたしは子供向けを読んでいるからわからないけど、大人向けはもっとすごいみたい。

7割くらいまで読んだけど、もうやめようかなと思っている。

ずっと殺し合いをしているのだもの。

 

こどもたちはどう思うのだろうか。

聖書を読もうと思う子はどんな流れで聖書に辿り着くのだろうか?

 

 

神がアダムとエヴァを作って、食べちゃいけないものを食べて、楽園を追放されてから

人間は殺し合いをして陣地を奪い合うことを繰り返す。

人間はこんなに昔から殺し合ってるのなら、この先も永遠に戦争はなくならないのではないか

と思って悲しくなった。絶望。

人間とは戦って他人のものを奪う生き物なのか。

 

以前、これもまたとちゅうでやめたけど「人口論」って本を読んで

それには人間は幸せだとすぐ数が増えちゃって食べ物が足りなくなったりして大変なので

とにかく基本不幸にしておいて数を調整すると。

それでも増えてきちゃったら戦争や疫病などで数を調整するのだと。

 

それで思ったのよ。

あぁ、不幸であることは私のせいではなく、みんなが不幸であるように

デザインされた世界で生きているのだからちょっと不幸だなくらいが普通で、幸せだなって生きるとは誠に難儀なことなのね。

なんか元気出たのよね。

 

元気はでたけど、生きるってなんだろうって思うよ。

それからだな、あんまりまじめに考えて

あれもこれもとか、やらねば!とかまじめに!とか

もうそうゆうの全部なくして

なるべくリラックスになにもせずにヘラヘラニコニコ

生きてりゃいいのよ、ごはんがおいしけりゃいいのよって生きようってことにしてる。

 

だからこどもにも口うるさくしないで、笑顔でいようとおもってるけど

まぁだいたい怒ってるな。

今朝も不機嫌暴君な娘が腹いせに床に鼻水をこすりつけて、それを知らずに兄が踏んで

どっかーん!踏むなよ!(とばっちり可哀想な兄)

おろかものよ。

 

今月はすこし違う世界の本を読むことにする。